おすすめゲーミンググリップテープ

ゲーミングマウス

PCゲームをプレイするにあたって必要になるのはキーボード、そして何よりマウス。
最近は軽量化や持ちやすい形状へのブラッシュアップが進み、数年前では考えられなかったような重量のマウスが発売されている。それに伴って、より快適にデバイスを使うために注目を集めたのがグリップテープだ。
この記事ではマウスに使用するおすすめのグリップテープを紹介する。

そもそもグリップテープとは

グリップテープは主にラケットやバットなど、手で握るスポーツで用いられる滑り止めを目的とするテープのこと。素材は主にポリエステルが用いられることが多く、吸水性やグリップ性に優れるものが多い。

ドライとウェットの二種類ある。おすすめはウェット。

グリップテープには乾燥した状態でも貼りつくようなグリップ性を発揮するウェット系と、手汗を吸収してからグリップ性を発揮するドライ系の二種類がある。長時間にわたってコートを走り回るテニスなどではドライ系が重宝される場合もあるんだけど、FPSでそこまで手汗をかく人間はいない。常に滴るほど手汗をかかないのであればウェット系で十分汗を吸収できる。

グリップテープは消耗品

グリップテープは劣化する。手との摩擦や手汗・皮脂を吸収することによってグリップテープは黒ずんでいく。この黒くなった部分はグリップ性が低くなり、普通に滑るようになってしまう。
だからグリップテープが劣化してきたらすぐに交換することが大事になってくる。

交換頻度は人による

どれぐらいで劣化するのかは使い方や使用時間に比例する。プレイ頻度が高い人であれば二週間ほどで交換する人もいる。強く握れば劣化は早まるし、優しく握って手汗をほとんどかかない人なら半年近く持つこともある。大抵の場合グリップ性の低下と同時に黒ずんでくるので、明らかに黒くなってきたら交換すればいいはず。俺は1か月のスパンで交換することが多い。

おすすめのグリップテープはスポーツ用。ゲーム用は高いだけ。

一位 Yonex ウエットスーパー極薄グリップ

とにかく安い。安い上に12cmという十分な長さがあるから張り替える罪悪感が全くない。グリップテープは高頻度で使うと二週間もたたずに劣化してくるから、張り替える頻度は高ければ高いほどいい。

そして極薄の名の通り厚さは0.4mmとかなり薄め。さらにグリップ性も十分ある。ちなみにこれ以上薄くすると耐久性が下がるから、現実的な薄さは0.4mm前後になる。

2位 Yonex ウェットスーパーグリップ

二位もYonex。ゲーム用なのにテニス製品が独占かよと思うだろうがちょっと待ってほしい。そもそもテニスラケット用として大量生産されたことによる非常に低い値段設定、ベストセラーになるほどの評価、マウス用には十分過ぎる12㎝という長さ。十分すぎるほどの性能がありながら消耗品として使い潰せる値段なのは、スポーツ用品という大きい市場をメインにしているからなんだ。
一位の極薄と比べ0.6mmと厚みが増しているけど、その分柔らかくなっていて指への負担が少ないというメリットがある。値段も極薄より20円ほど安いから、薄さに魅力を感じない人はこちらを使い潰して欲しい。

三位 Kimmony ハイソフトEX極薄

とにかく薄い。0.33mmという恐らく実用上ぎりぎりの薄さのグリップテープ。しかも値段が330円で長さは10.5cmと十分。グリップテープの厚みはあればあるほどマウスの厚みも増すわけだから、基本的には薄い方がいいと言われている。なので十分な性能を保ちつつ限界の薄さを体感したいのであればこちらをおすすめする。だけど薄いと消耗も激しいからそこは個々人で判断してほしい。

四位 Kimmony 倍厚グリップ

なんと厚みが1mmもある。グリップ性は当然として、厚みがあるからクッション性が凄まじい。
普通であればマウスの形が変わるから、分厚いグリップテープは忌避される。もちろんこれも例にもれず形状は大きく変わってしまうんだけど、指の保護をする用途に最適なんだ。
マウスを指の側面で握ると爪の側面の肉の薄い部分に負荷がかかることになる。力を込めなければ痛めることはないけど、力んで長時間プレイするとどうしても腫れてくる。だけどこのグリップテープであれば厚みがあるから指にかかる負荷を分散してくれるんだ。気になるであろう形状の変化は案外すぐに慣れる。結局厚みが増すだけでマウスの曲線は変わらないし。

デバイスメーカーの出しているグリップテープのおススメ

おススメできるものない。というのもスポーツ用グリップテープの性能が非常に高く安価なので、ゲーム用のコスパが相対的に低くなるから。
ゲーミングデバイス用のグリップテープとして有名なのはリザードスキンズだと思うけど、グリップ性が非常に低い上、グリップテープの面積が上で紹介したものより小さい始末。もちろん最初から接着剤がついているものが多いから、作業手順をスキップできるメリットはあるが、それを加味してもコスパに十倍以上の差がつく時点で購入すべきではないだろう。

Pusar SuperGrip

デバイスメーカーの出している中で、唯一使えるまともなグリップテープがこれ。ハッキリ言ってスポーツ用のグリップテープと感触は全く同じな上、グリップテープの量が少ない。もちろん最初から接着剤がついていたりカット済みであるというメリットはあるのだけど、小学生でもできる工作をやる代わりに3倍以上コスパの悪い商品を買うメリットはない。

スポーツ用が一番。デバイスメーカーのはファンボ用。

デバイスメーカーのものはあまりにもコスパが悪すぎて、そのメーカーに寄付をするつもりで買わないと割に合わない。最初に言ったようにグリップテープは劣化しやすいから早いスパンで交換する必要がある。高いグリップテープを大事に扱うより、安いグリップテープをガンガン交換した方がゲームの満足度もお財布にも良いに決まっている。大人しくYonexかキモニーのグリップテープを使い潰して快適なゲーム生活を送って欲しい。

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